時代のせい!?便利になりすぎた弊害、「ドライアイ」について

昨今のパソコンやスマートフォンなどの普及によって、私たちは常に目を酷使しています。

そのせいで現代社会では目の疲れに悩む人が年々増加傾向にありますよね。

そして増加しているのは、大人だけでなく子どもも例外ではありません。

今回は、昨今の子どもが陥りがちなドライアイについてお話しします。

女性の目

ドライアイとは?

涙の分泌量の減少や、涙の量は十分でも涙の質が低下することによって、目の表面が乾燥してしまった状態を指します。

目の表面は、涙の薄い膜でおおわれていて、涙には次のような役割があります。

  • 目の乾燥を防ぐ
  • 目に酸素や栄養を供給する
  • 汚れや細菌を洗い流す

 

ドライアイの原因は?

涙の成分の多くは水ですが、その他にも涙が蒸発するのを防ぐ油、粘り気があり、涙を目の表面に留めておく役割をする「ムチン」があります。

それぞれ水分は「涙腺」、油はまぶたのフチにある「マイボーム腺」から、ムチンは角膜や粘膜の一番外側にある「角膜上皮細胞」からそれぞれ分泌されます。

 

これらの成分は、まばたきをして目を開いたときに分泌され、目を閉じた時に目頭にある「涙点」という小さな孔から排出されます。

涙の分泌量が減ったり、油分が少なくなるなど、涙の質が低下すると、目の表面が乾燥しやすくなり、ドライアイになってしまいます。

ドライアイの症状は?

ドライアイになると、涙によって保護されていた角膜が荒れて、いろいろな悪影響な出ます。

それは、

  • 目の乾き
  • 目がゴロゴロする
  • 目の違和感
  • まぶしさ
  • 目を開けているのがつらい
  • 目が疲れやすいなど

まさに現代人が悩む症状です。

ドライアイでは、一般的に涙の量が減りますが、逆に涙がたくさん出てしまうことがあります。乾燥によって目が過敏になり、クーラーなどの冷たい風の刺激などを受けると、反射的に涙が出てくるからです。

他の病気が原因のドライアイもあるので、症状が続くようなら一度眼科を受診したほうがいいでしょう。

 

治療方法は?

ドライアイは主に点眼薬で治していきます。

点眼薬には人口涙液やヒアルロン酸が含まれています。

他には、涙の分泌量を増やす薬や涙の分泌腺の細胞を増やす薬などが最近ではあるようですね。

点眼薬を使ってもドライアイの症状が改善しない場合は、「涙点プラグ」を使います。

小さな栓のような器具を涙点に挿入してせき止め、涙の排出量を減らします。この涙点プラグは数分間で装着でき、外来で受けることができます。

 

ドライアイは生活習慣に深くかかわっています。読書やパソコン作業中は、できるだけ意識してまばたきをするようにし、長時間目を酷使しないことです。

コンタクトレンズを使用している人は、水分を含んだ保湿型の毎日交換できるタイプのソフトコンタクトレンズを選ぶといいでしょう。

 

このように、子どものころから目を酷使して、ケアを怠ると大人になってから大変なことになります。

将来、強いコンタクトを買い続けたくなければ今のうちから目の健康を考えてみてはいかがでしょうか!