パソコンを見すぎて目が不調に…。目の不調を漢方学で考える。

朝起きてすぐに、

・目が痒い

・目が充血している

このような症状が気になる方はいませんか?

ここで、市販の目薬を使って治れば良いのですが、漢方の力で身体の中から原因を探ってみると、軽くなるかもしれません。

目の疲れ

漢方理論では…

漢方の考え方で、「目」は「肝」という気の通り道である経路の様子が表れる場所と言われており、「目」の不調は「肝」の不調と考えられています。

「肝」というのは、西洋医学の肝臓のようなもののことで、体の中で不要なものの解毒を行ったり血液を貯蔵したり、感情をコントロールする働きをします。

そのため、目が痒い時や充血している時は「肝」に何かしらの炎症が起きていると考えられます。「肝に炎症?」というと、何やら重病のようですがそんなことはなく、お酒の飲みすぎ等、ちょっとしたことでも翌日の朝に不調となって表れてしまいます。

薬膳とは

そんな時には、漢方薬もよく効きます。

病院へいくほどでもない軽い症状の時には、「薬膳」を試してみるのも効果があります。

目の痒みや充血が気になる時には、セロリやトマト、菊花などを良く使います。

セロリやトマトは、洗って生のままを食べても良いし、流行りのスムージーにしても。セロリもトマトも体の中の余分な熱を冷ます効果があるので、「生」で食べることが肝心です。

また、菊花は食用の生花の菊として市販されていますが、漢方薬に使う生薬としても良く知られ、乾燥させたものが漢方薬局やハーブショップなどで販売されています。

菊花は、直接食べるよりは、乾燥したものを手に入れて、お湯を注いでお茶や、スチームバスとして香りを楽しむような使い方をします。

目の充血とともに、こめかみの上の方に偏頭痛が起きやすいストレス過多の方などにも効果があると言われています。

長時間のパソコン作業の弊害

漢方学では「目は血を消耗する場所」という考え方があります。

例えば、私達はパソコン作業やスマホなどを見る動作で、日常的に「血」を消耗しています。

仕事などでパソコン作業が多い方がドライアイになったり髪の毛が白髪や抜けやすくなったりするのも、「血」が不足していると考えます。

肌の乾燥や二枚爪、不眠症、生理痛、イライラ落ち込みなどの症状も、血が足りず「肝」に問題が起きるために「目」に症状が出てくることが非常に多いです。

パソコンやスマホを見る時間をなるべく減らすようにし、血を補う牛肉や青菜類、イチゴやブルーベリーなどのベリー類、クコの実、レーズンなどを意識して食べ、夜はその日のうちに寝るように心がけると改善しやすくなります。

 

イキイキした目はとても魅力があり、仕事もはかどりやすいですね!

生活をちょっとだけ見直して、症状が軽いうちに自分でケアするようにしてみませんか?